合唱祭と関東大会、ダブルでへとへと(02/10/6)


予想はしていましたが、今週末は激しい日々となりました。
5日(土)は浜松市民合唱祭。私の関係している団体が全て参加することに。アクトシティの中ホールという響きの良いホールで歌えるチャンスなので、どの合唱団も参加したいのは当然のこと。
私は4団体分のリハーサルと本番が交錯し、楽屋とホールを激しく行き来する羽目になってしまいました。傍から見ると、「あの人、また歌ってる。そうとうなオタクね〜」などと思われそうで嫌なんですが^^;、全部合唱祭に参加しちゃうんだから仕方がありません。
浜松から翌日の関東合唱コンクール(関東大会)に出場する浜松合唱団、浜松アルスアンティカ、そして我がYAMAHA Chamber Choirは、いずれもこの日の合唱祭に参加し、歌い終わったらすぐに鎌倉に移動する強行軍。私はというと、その後に別のグループのステージもあったので、そのステージを終えた後、そのまま荷物を持って浜松駅に向かいました。

鎌倉での練習はその日の午後5時から。私は少し過ぎたころに到着。6時からの夕食時間をはさんで、夜9時まで練習。その日、4ステージ参加し、なおかつ電車で移動して、さらに練習をしたんですからこの時点ですでにへとへとなはずですが、なぜかちょっと気分もハイで、昨日はそれほど疲れた感じはしませんでした。

さて、今日6日は関東大会本番です。職場の部は毎年、朝一番から始まります。たいてい我々の練習は夕方にありますから、こんな早朝に同じように歌うためには、かなり早起きして身体を起こさなくてはいけません。関東大会当日は、例年朝5時ごろに起床して、眠い目をこすりながら体操するのが毎年の恒例。
今日も、朝5:15に集合。軽く体操して、6時から7時まで練習をしました。朝9時に会場の鎌倉芸術館に到着。あとはタイムテーブルにのっかって、恐らく10時半頃には演奏は終わっていたと思います。これだけだって、相当疲れるんです。

例年、ほとんど最初に出番を終えるので、関東大会全体を聴くことが出来るのですが、さすがに今年は早めに帰りたくなって、Bグループの演奏の途中で帰ってきました。家に着いたら、ドッと疲れが・・・・。(でも、ホームページも更新せねば;_;)
そんなわけでこれを書いている今現在、まだ関東大会の結果は知りません。

とまあ、私の激しい週末の行動を書くだけではなんなので(他もかなり激しいスケジュールの人がいたはずですが)、恒例の関東大会Aグループの感想など。
関東大会Aグループは、非常にレベルが高く、また興味深い演奏や演目が並ぶので、毎年聞くのを楽しみにしているのです。
今年も期待に違わず、(とても自分の周りの団体で出来そうもないような)高いレベルの演奏を聞くことが出来ました。
何といっても、昨年同様松下先生系の団体によるアクロバット演奏です。昨年の談話にも書きましたが、彼らの凄いところは、そういった曲の面白さを十分咀嚼した上で、余裕のあるところで演奏している点です。背伸びして難曲に挑戦している、と言う雰囲気はまったくありません。だからこそ、お客を楽しませるという舞台芸術の最も本質的な部分を、十分に提示することが出来るのです。
それ以外で、自分的にイイ!と思ったのは、明野少年少女合唱団。あんまり少年少女合唱団に好意的な意見を感じることは少ないのですが、今日は私の好みにジャストフィットした感じです。アカペラですが、ピッチにも全く問題がなく、各パートが清楚ながらピリッとした音を聞かせてくれます。子供にありがちな、ディクションの弱さもしっかり訓練されている様子。ソロの声がまたきれいで、とても良かったです。
Aグループは16団体中、混声が6団体のみ。一つはシードだし、一つはセミプロみたいな声してる(マルベリーのこと^^;)ので置いておくとして、他はちょっと元気がない感じ。なかなか今の時代、(特に男声の)練習時間が取れなくて苦労しているのかなあ、と邪推してしまいます。私の周りの状況などを考えると特に。
そういう意味では、同年代(若め)の女声合唱が元気なのは、何らかのOGで団員の統率が取れていて、練習も十分に出来そうな環境が揃っているからかなあなどと思ってしまいました。


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