かながわアンコンに参加(01/3/24)


先週の日曜日かながわアンサンブルコンテストに参加してきました。
2年前にも参加したので、今回は2度目となります(昨年はスケジュールが合わず不参加)。
2年前の談話にも書きましたが、神奈川のアンコンは、1次審査、2次審査がある点、審査員の項目毎による絶対評価方式などが売りになっています。その方式は今回でも引き継がれていましたが、各審査員の数字のつけ方が似かよっていて(絶対点では、大きめに得点をつける人の影響が大きくなってしまうという弊害を以前書きました)、絶対評価というのがそれなりに定着しているのかな、なんて感じはしました。
まあたいした結果でなかったら談話にも書かなかったのですが^^;、今回なんと我々ムジカチェレステは金賞で1次審査通過、2次審査の結果総合3位を頂いてしまいました。なんだかんだいって、受賞するのは嬉しいものですね。
といっても某有名指揮者&作曲者率いる某団体がダントツの得点で1次通過したのに、2次で時間オーバーによる失格になる、などの波乱もありましたので、それも入れて得点をつければ4位だったかもしれません。
最後まで出番があったので他の団体は全く聞けませんでしたが、総合1位で記念演奏した横浜室内アンサンブルの演奏には好感を持ちました。決して少数の核になる人が引っ張っているわけでなく、全員がそれぞれのパートの中でしっかり調和していたし、アンサンブルも見事だったと思います。ちなみに1次審査のとき舞台裏で聞いたフランシスプーランク合唱団は声がなかなかすごくて、絶対予選通過だと思っていたのに、予選落ちしたのは意外でした。(それにしてもなかなか勇気ある合唱団の命名です)

我々ムジカチェレステは指揮者をおかない10人のアンサンブルです。
みんながそれぞれ好きなことを言い合いながら練習しているので、正直言うと練習効率は非常に悪いのですが、逆に一人一人が自立した態度でアンサンブルに臨んでいるというのは他の団体にない特徴でしょう。
こんなことをここでバラすのもなんですが、98年に宝塚のコンクールに初めて出たものの、それ以降宝塚のコンクールは毎年テープ審査で門前払いを食っています。今年こそはと、録音もしっかりとったはずだったのですが、やっぱりダメ。98年に出たときは銅賞までもらったし、神戸のアンコン、今回のアンコンなどでもそれなりに評価されているのに、テープ審査で落ちてしまうということがメンバーの間ではなかなか心理的に消化しきれていません。
そうやってなんとなく見える我々の評価というのは、実演の印象は良いけれど録音では良くない。要するに、実演で人を唸らすような雰囲気やボリューム感はあるけど、演奏の細かいアラが良くわかる録音だと、実は下手な部分が結構あるっていうような感じなのでしょう。思い当たる節はやまほどあるのですが、少人数で録音で人を唸らすというのは実際大変なことだと思います。
生演奏の録音に関しては、またいろいろと考察してみたいテーマですね。

すでにお気づきのとおり、夫婦そろって2週連続横浜近辺に行ったのはすごい出費なのでした。



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