パソコン購入(00/1/17)


題のとおりついにパソコンを買いました。
ショップオリジナル、Celeron 433MHzで10万円弱なんですが、今回は何しろCDを焼きたい、サウンドに凝りたい、というのがまず大きな目標だったので、多機能型のサウンドボード、CD-Rドライブ、それからモニターと、その他細々したものを含め、結局20万円近い買い物になってしまいました。
前も書いたとおり、Macを買うという選択肢もあったのですが、iMacは映像に強くてもサウンドの加工とかはどうも強くなさそうなのと、自分が持っているSCSI機器が全部無駄になりそうなので、結局あきらめました。今ならDOS/Vのほうがボードを挿すだけで好きな機能を増やすことができる、というメリットをとりました。
Macをあきらめた時点で、別の大きな魅力と感じられたのがパソコンの自作です。実は去年より密かに情報を集めていたのです。もともとモノを作るのは好きだし、それに自分好みのパソコンに仕立てられて愛着も湧くというものです。
し、しかし、この世界は奥が深い。はっきり言ってパソコン自作は、ほとんどが情報戦です。どんな部品を買ったらいいか、お店の人に聞いたとしても多分欲しい情報は得られないでしょう。買う方はなるべく安い部品が欲しいものですが、売る方は相手が初心者だと思うと、必ず安全パイの部品(つまり値段も高い)を薦めるはずです。例えば、SCSIボード一枚とっても、5000円くらいからウン万円なんて種類があって、このボードならどの機種とも相性がいいはずです、なんていうのはやっぱり高いやつになっちゃうんですね。ですから、そういうショップで部品を買うには、自分で徹底的に調べた上で自信を持って買っていくというのが自作派の王道でしょう。
私も、しばらく自作パーツのカタログを見ていたおかげで、Slot1とか、Socket370とか、PC133とか、ただパソコンを使うだけでは知らなくていいようなことまで知ることになりましたが、同時に完全にゼロから作るにはあまりに手のつけようがなかったので、ついに自作は断念し、そのかわり拡張性の高いショップブランドのパソコンを買うことにしました。

買ってから、まずWindowsの設定。
そして、早速サウンドボードなどの装着です。CD-Rは内蔵SCSIタイプにしたのと、サウンドボードは5インチベイを必要とするタイプだったので(と、ここまで書くとSound Blaster Platinumだということがバレる)、パソコンケースをほとんど丸裸にすることになり、ほんのちょっとだけですが自作派の気分を味わいました。もちろん、PCIバスへの抜き差しは会社でも嫌なほどやってますけど、5インチベイへの装着ってのは初体験でした。
その後、ドライバのインストール、アプリのインストールをすませ、早速オーディオの取り込みなどやりはじめたのですが、いきなり2件のトラブル発生。
まず、取込んで再生したときの音が妙に歪むのです。特定の帯域が強調されてフランジングするような感じ。それなら、通常のCD再生はどうだろうと思い、CD-RでCDを再生しようと思ったらCD-Rが認識されないのです。エクスプローラで見ても、通常のCD-ROMドライブしか見えない。そこで、コントロールパネルからシステムをクリックしてみたら、なんとSCSIドライバの部分に黄色のビックリマークが!!
夕べはそのへんでずっと悩んでいたんですが、ようやく先ほど解決しました。SCSIはどうもIRQがぶつかって使えなくなったようなのです。それでSound Blasterのマニュアルを見たら、空いている使用可能なIRQが一つ必要、と書いてあるではないですか。つまり、新たに買ったこのパソコンのIRQが余っているか、事前に調べろよ、バーカ!と言っているのであります(なわけはないが)。
しかし、Plug&Playなんていったいいつになったら実現するのでしょう。未だにIRQなどのハードウェアリソースで悩まされるとは。
結局今使っていないUSBのドライバを外してみたところ、無事こちらのIRQを使うようになったみたいで、なんとかこの件解決しました(USBのデバイスを買うまでは大丈夫)。
さて、最初のトラブルの音の歪みですが、これはあっけなくわかりました。オーディオにつなげた入力と出力がループをしていたのでした。つまりパソコンから出力して鳴らしている音が、また入力としてパソコンに入っていたわけです。単なる私のアホなミスですね。
まあ、そんなこんなでしばらくは遊べそうです。まずは、去年の「だるまさん」各団演奏のCD化^^;、最近の演奏会のCD化を試みる予定。



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