MacかWinか(99/10/17)


私は今パソコンを2台持っています。
1台はMacで、もう1台はIBMのAptiva。
一番最初に買ったパソコンは10年前に買ったMac Plusで、それ以来のMac党でもあったのですが、会社のパソコンもWinマシンだけになり、家でも2年前にAptivaを買ってから、今やメインはWinマシンになりつつあります。
2台の用途の使い分けは、Macが音楽関係(シーケンサと楽譜浄書)で、WinマシンではこのHP作り、パソコン通信、ワープロ、手紙(年賀状とか)など事務系の大半の仕事をやっています。最近は、電子メールをおぼえた妻もAptivaを勝手に使ってます(かなり危険)。
Macのほうは今のが3台目にあたるのですが、すでに音楽関係しか使っておらず、Mac関係はますます疎くなってしまいました。結局それほど熱烈なマックファンでなかったのか、今では世の趨勢に押されて、Win一辺倒になりつつあります。

最初にMacを買ったのは、やはりその先進性が魅力だったからだったと思います。もちろん、音楽関係のソフトも充実していた、ということもあります。10年前といえば、まだNECの98が全盛だった頃で、98に比べれば格段にスマートで、技術的な優位性も感じたものです。確かに、爆弾マークが出て死にやすい、ということもありましたが、それさえ愛らしくよけいに親近感を感じました(ただし、今のWinの死にやすさにはほとほと呆れているのですが)。
合唱の作曲をはじめた当初からMacによるコンピュータ浄書をやっていました。多分、当時まともなコンピュータ浄書が出来たのはMacだけだったでしょう。技術者としても、Macには共感する部分も多かったし、常にコンピュータの理想のあり方を先取りしていたように思います。

Windowsがはやりだしてからアップル社も元気がなくなり、世の中の新しいことがすべてWindowsで実現するようになると、私も結局Winに移行せざるを得なくなりました。今では音楽関係もかなり充実しています。それに、ソフトシンセやサウンドボードなどで、パソコンだけでも立派に音楽が奏でられるようになってきました。
実はこうやって書いているのも、次に買うパソコンはどちらが良いか、迷っているからです。
MacもiMacが出てきてからまた元気になってきて、周辺機器も充実しているようです。
しかし、一方でかなりの仕事をWin環境でするようになってしまい、2種のパソコンを使い分けるのが面倒になってきたのも確か。実は、今でもスキャナーがMac専用で結構ややこしいことになっています。
周辺機器のことを考えるとWinのほうに軍配が上がってしまいますが、やっぱりMacも捨て難いなあ。といってもすぐに買うわけではないので、しばらくは様子見してみましょうか。



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