コンクールは半分終り(99/9/13)


今年は拙作が公募作品に選ばれたこともあり、コンクール関係の話題が自分の周りでも多いわけですが、やはり私にとっては自分がコンクールで演奏することが一大イベントなわけです。
昨日は、合唱コンクールの静岡県大会がありました。
私の指揮する VOX POPULI も例年通り参加。5年前にコンクールに初めて出たときは、県大会の出場団体が少なく、レベルも低かったように思います。それで間違って県代表になったのが運のつき。だんだん成績が落ちてきてもやめるにやめれなくなってしまいました。静岡県の一般のレベルも段々上がっていて、それに取り残されるように私たちの県大会の成績も落ち込んでいます。昨日の成績は銀賞でした(ちなみに曲はG1と先日初演した「応答願イマス」)。
これは小人数合唱団のジレンマなんですが、団のレベルはほとんど個人的力量に依存してしまいます。だから、新しい人が入らない限りなかなか大きな進歩は望めません。逆に、音楽の中心的人物がいなくなると、がたがたになっちゃうし。
それぞれのメンバーが同じくらいの力量を持っているのなら、大人数合唱団のほうがダイナミックレンジやピッチの安定などの点で有利でしょう。もちろん、大人数が一方的に有利にならないようにAグループ、Bグループの仕分けがあるわけですが、私の感覚でいえばこの区切りは24人くらいでもいいと思います。(念のため、現行では32人です)
コンクールの結果が単にピッチ合わせや発声の善し悪しだけで決められてしまうのも面白くないですが、ピッチも発声も悪いとなれば、これは素直に出直すしかありませんね。また地道に頑張りましょう。

実は昨日、私はもう一つの団体にも出場しました。
4年前よりでっち上げで作った職場合唱団ヤマハ室内合唱団(YAMAHA Chamber Choir)です。静岡県大会で職場の部に参加する団体はこれまでありませんでしたから、参加するだけで関東大会に出場できるわけです。ただし、こちらもメンバーは12名とさらに少ない。コンクールの参加最低人数が12名なので一人出れなくなると出場不可。東京にいるメンバーが昨日初めて参加したり、当日は3人が一般の部に出たりしていて、12名全員(+もちろん指揮者)が集まったのはほとんど本番直前でしたね。
もちろん、ヤマハは金賞。それになぜか中村賞などというのをもらいました。また、昨日は指揮者が結婚を発表したり、ヤマハ的には結構盛り上がりました。さて、今年の関東大会はどこまでいけるでしょうか。



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