プリメーラでいく、霧の伊勢路(03/9/22)


新車プリメーラが納車されて一ヶ月弱。新車でちょっと遠出をしようと思い、伊勢、鳥羽方面に行ってきました。
ところが、この週末、台風のため、あいにくの悪天候。絶景!360度パノラマ、と宣伝されている伊勢スカイラインの展望台からの景色も霧で何も見えない有様。景色が見れないのは残念でしたけど、その分ドライブは楽しんできました。
ちなみに行きは、ドライブを楽しむといいながら伊良湖岬からフェリーで鳥羽まで一直線。確かに地図上だと、伊良湖から鳥羽までってとても近いんですね。帰りは、伊勢自動車道から伊勢湾岸道路を通って、高速で一気に浜松まで帰ってきました。

その他、鳥羽水族館などにも行ったりしたんですが、今回は新車プリメーラの紹介としましょう。
今度は国産車を買おうと思って、まず決めたのが日産にしようということ。だいたい私は、イメージで大枠を決めてしまい、あんまりいろいろと選択の幅を広げないたちなんです。それで、今一番元気でアグレッシブな車を作っているイメージのある日産にしたいとまず最初に決めてしまいました。
そして目に留まったのが、このプリメーラ。とても斬新なデザイン。もうほとんど、一目で一番興味を引く車となってしまいました。
私が買ったプリメーラは7月のマイナーチェンジ後のものですが、この車が最初に発表されたのは2年ほど前で、その当時、この車のデザインには大きな反響があったとか。私は自分が買う予定がないと全く新車に興味がないので、全然気付きませんでしたが、ゴーン社長になってその変化が現れたほとんど最初期の日産車だそうで、その気合のほどが伺えます。
特に、斜め後ろから見たワゴンのスタイルは絶品だと思います。未来的な雰囲気さえ感じさせます。どこか日本車離れしたデザインセンスを感じると思ったら、やはり外国人によるデザインなのだとか。となると、やはりルノー系、フランスっぽいデザインとも思えてきます。これならシトロエンの後継として、私にとっても十分満足できます。

さて、それで一月ほど乗った感想をちょっと書いてみましょう。
まず一言、デカい!前の車はそれほど大きくなかったですから、この3ナンバーのワゴンは、私にとって無茶苦茶大きな車に感じます。未だに、車庫入れの取り回しなど苦労しています。ちょっとした場所に駐車したり、狭い場所ですれ違うときなど、とても神経を使います。正直言ってまだまだ車体感覚が掴めていません。車は普段妻が通勤に使っていて、実は私が乗るのは週末くらいということもありますけど。
上の取り回しの悪さは、実は視界の悪さに起因しているとも感じます。割とピラーが太くて、死角が多いような気がするし、フロントガラスはかなり角度がついていて、運転席からはボンネットが見えず、車の前がどのくらいあるのかが良くわかりません。まあ、慣れの問題かと思いますが、これはまさにデザイン優先から出た結果とも思います。
運転席は、これがまた斬新なデザイン。何か円形に包み込まれるような雰囲気があります。メータは運転席と助手席の真ん中に位置し、ハンドルの周りは何もないつるつるなスペース。あくまで、デザイン優先なので、ダッシュボードに物を置いたりするような場所もないし(そんな野暮なことはしてはいけない)、収納スペースも少ないです。どうも車の中まで生活臭さから脱する必要があるようです。

もちろん、どれもこれも先進的なデザインを優先させるためですから、この程度のことではこの車の魅力は損なわれません。
しかし、一番残念なのはナビの地図情報がちょっと古いこと。「えっ、この道載ってないの?」ということがままあります。後でアップグレードがあるとは聞いていますが、それでもまだ情報が古そうな予感。デザイン重視のため、ナビも純正以外は取り付けられないので仕方がないですが、恐らくもっと情報価値の高いナビは世の中にあると思いますね。

走りは快適そのもの!やっぱり新車はいいですね。高速でも静かだし、CVTの段差のないシフトアップも気持ち良し。
燃費は思ったほど良くはなさそうですが、もうちょっと走ってみないとまだわかりません。

最後に、私の新しい愛車の写真を載せておきましょう。









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