パソコン購入 その2(02/8/25)


パソコンを買いました。以前のパソコン購入時の談話はこちら
今回もショップブランド品。Pentium 2.26GHz, 512MB RAM, 80GB HD とスペックは飛躍的にアップ。今回はパソコン購入の前に無線LANのセットをまず購入。そして、パソコン購入とほぼ同時に、Cubaseのバージョンアップ(Cubase SX)、およびUSBタイプのサウンドカード(YAMAHA UW-500)を購入しました。もうSCSIもなしです。
今のパソコンをもう少し使ってもよかったんですが、妻のパソコン(昔買った IBM Aptiva)がまだダイアルアップ接続で、細かいことを言うのはやめておきますが、家庭内LANが現状ではどうしても導入できなかったのが一番の理由です。あとは、シーケンスソフト Cubase が新バージョンになりXPしかサポートしないこと、今までソフトシンセなどの音がどうしても時々切れてしまうので、速いパソコンが欲しかったこと、あたりがそのほかの理由。Aptivaで無線LANが出来れば、もう半年ほど待ってもよかったのですけどね。

毎度のごとく、パソコンの買い替えにはいろいろとトラブルがつきものです。
幸い今回は、まず家庭内LANの導入で古いパソコンから、新しいパソコンのデータをネット経由でコピーすることが可能となりました。それで、XPに「ファイルと設定の転送」という機能があったのでこれを使ってみたのです。終わってみると確かに便利ではあったのですが、最初に転送元のパソコンの状況を調べるのに異常に時間がかかったのには参りました。家に帰省する前の日に始めたのですが、その晩中、まったく終わる気配なし。ついに帰省の時間まで終わらなかったので、パソコンに電源を入れたまま家を出ました。結局家に帰ってきたら、前のパソコンのデータはそっくり新しいパソコンにコピーされていて、ひとまず安心。
しかし、この機能もちょっと考えものです。ファイル関係は全部転送してくれるものの、アプリケーションは転送しません。どうせ、各アプリは再インストールするのだから変な設定ファイルだけが転送されているのは、トラブルの元になるような気がするのです。

無線LANの設定は、いろいろ悪戦苦闘しながらもなんとか完了。ついでに今までのパソコンを妻の新しいパソコンにするために、古いAptivaからデータをコピーする作業を行います。AptivaにLANをつなげる作業を何回か試みましたが、結局成功せず。ネットでいろいろ情報を見る限りは、97年製のAptivaは、ネットワーク関係の拡張ボードはどうも使えないようで、この線はあきらめることに。それで、旧パソコンのSCSIボードを取り出し、Aptivaに入れ、必要なデータをバックアップ。その後、SCSIボードを戻し、旧パソコンにデータをコピーという作業を行いました。これで、ようやく妻のパソコンも取替え、二人ともADSLの恩恵を受けれることになったのです。

さて、新パソコンには現在、二つトラブルがあります。-_-;
パソコンのトラブルというよりは、シーケンサ関係のトラブルなんですが、新しくなった Cubase で楽譜表示がうまく出来ないのです。これは解決しないことには、楽譜を出すことが出来ないので困ります。音符のフォントが何か違うものに化けているようで、むちゃくちゃな表示になってしまいます。これは現在販売元に問い合わせている最中。上で書いた「ファイルと設定の転送」が良くなかったのではと、ちょっと考えています。
もうひとつ、ちょっと嫌なトラブルが。時々、何もしてないのに勝手にパソコンがリセットしてしまうのです。これは怖いです。今のところ、YAMAHAのUSBドライバが悪いのではないかと睨んでいます。そういう噂はいろいろ聞くので。^^;
先週末、会社の自分のパソコンのHDが飛ぶという悲劇的な事件が起きたので、またまたパソコン的世界にやり場のない怒りを感じているところ。まさか、自宅PCのHDまでクラッシュなんてことはないよなとは思いますが、最近は油断が出来ません、ホントに。

パソコンのトラブルというのは、たいていの場合、その怒りの矛先を向ける相手がいないのです。何か、機能が完結した一つの製品なら、そのメーカーに問い合わせることも可能でしょう。ところが、パソコンであるアプリケーションが正常に動かない場合、アプリのバグかもしれないし、OSやシステムとの相性かもしれないし、拡張されたハードウェアやそのドライバの問題かもしれません。それらに対して、総合的に責任を持ってくれる人は売り手側には誰もいないのです。これこそ、自己責任というしかないでしょう。そのうち、パソコンの不具合解決の仕事が私たちの作業の生産性に大きく関わってくる時代が来るような気がして、やはり重い気分にさせられるのです。


<後日談>
Cubase の楽譜がうまく表示できない件、販売先の株式会社メガヒュージョンから以下のような返答があり、試したところうまくいきました。

>お問い合わせ頂きました音符が文字化けしてしまう件につきまして、 回答させていただきます。
>これは、フォント(steinberg notationフォント)が正しく認識されていない
>可能性がございます。 以下の順序でフォントを再認識させてください。
>
>1.コントロールパネルの中の「フォント」フォルダを開いてください。
>2.「Steinberg Notation」というフォントがございますので、
>   これをダブルクリックして、このフォルダを閉じてください。
>   ダブルクリックした際にフォントの再認識が行われます。
>3.CUBASE SXを起動し、スコアエディタを開いて正しく表示
>   されることをご確認ください。



inserted by FC2 system