風邪は喉から(99/3/15)


今度の冬、2回目の風邪をひいています。
人によっていろいろ風邪のひきかたのパターンは違うかもしれませんが、まだ私が小中学生のころは、まず最初に喉がちょっと痛くなったような気がします。あれ、なんかおかしいな、と思っているうちになんとなく体がだるくなって、これは風邪かも、と気付いたときには熱がある、といったパターンですね。熱を出してしばらく寝ていると、だんだん症状はくしゃみ、鼻水に移行します。
最近になって、風邪でひどい発熱をすることがなくなりました。38度台なんて、ほとんど記憶がありません。最近のインフルエンザとかにかかった人が、すごい熱が出た、とか言うのを聞くと、なんか信じられないといった感じです。だいたい、私は今年大流行したインフルエンザには全くひっかからなかったですし。
あんまり、熱が出なくなったせいか、大人になってから風邪というと、くしゃみ、鼻水が中心でした。また春先だと、花粉症とあいまって、風邪だかなんだかわからにこともしばしばでした。ところが、ここ2年ほど、風邪で咳が止まらないという症状が私を悩ませるようになりました。そして、今ひいている風邪も実は症状のほとんどは咳なのです。
別に最近の風邪は、咳が中心だという話も聞きませんし、多分これは私の体の中で喉が弱まってきていることを示しているのではないか、と思うようになりました。そして、その理由は、やはり歌のせいではないかと思うのです。

長い間合唱を続けていますが、合唱をやっている人の中で私は声量の少ないほうだと思います。
しかも、いい年になっても合唱を続けている人というのは、やっぱり声がでかい人が多い。それはやっぱり自分の声に自信があるからでしょう。そんな人たちと一緒に歌うのですから、自分でも知らず知らずのうちにずいぶん無理をして歌っているのでないだろうか、と思うこともしばしばです。また、偉そうにも、よく歌えていない人の隣で聞こえるように大きな声で歌ったりすることもありますね。
特に、最近小人数のアカペラ合唱が多く、1パートが一人か二人ということもあるので、「ベースがちょっと聞こえないんだよね」なんて言われると、もう頑張って歌うしかありません。
これが1週間に一回くらいならまだしも、4つくらいの団体で歌っているので、やはり相当喉に負担がかかっていることになるのでしょう。実際のところ、今のも風邪ではなくて、単に喉の炎症なのかもしれません。風邪ならもっと熱が上がるし、他の諸症状も出るはずですしね。
最近は、咳がひどくなるたびに、その間だけタバコを止めてみるようになりました。そのまま止めればいいのに、と周りの人は言いますが、いつか吸えるという希望があるからこそ止められるんですよ。本当に止めるなら、タバコが嫌いにならないと駄目でしょう。
でも、タバコを吸わないと咳の治りが早い、というのは確かなようですね、残念ながら。


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